【ヘミングウェイ 日はまた昇る 武器よさらば 】 フランクリン・ライブラリー一冊 1986年8月1日 大橋吉之輔・石一郎(訳)297ページ 内容→世は去り世は来る地は永久に長存なり 日はまた昇りまた入る―。 鮮烈な新訳による21世紀決定版! 灼熱の祝祭に爆発する“自堕落な世代(ロスト・ジェネレーション)"の魂。 苛烈な第一次世界大戦の最中、イタリア軍に身を投じたアメリカ人青年フレドリックは、砲撃で重傷を負う。病院で彼と再会したのは、婚約者を失ったイギリス人看護師キャサリン。新天地スイスで幸福を掴もうとするが……。 現実に翻弄される男女の運命を描く名編。 1983年 フランクリン・ライブラリー 「フランクリン・ライブラリーとは、1980年代なかばから購入予約者のみに刷られた内外の有名な文学を収めた豪華装丁本のことで、当時一冊18,000円(全巻で1000,000円近く)だったといわれております。 とにかく目を引くのは本の豪華さです。 他の文学全集と違うのは、何よりその豪華で美しい装丁。 金色に塗られた三方に西洋の重みある表紙をかまえ重厚感をかもしだしています。 総革マウント装、三方金で一冊ごとにデザインが違うという凝ったもので、応接間や書斎に文学全集や百科事典を置く、当時の時代の流行の最先端といったところでしょうか。 インテリアに重きを置いている事が感じられますし、現代で少しづつ主流になりつつある電子書籍とは、正に対極にある本と言えるでしょう。 本棚に並べると、圧巻の美しさでうっとりしますね。 選りすぐりの世界の名作を読むということのまえに、外見に惹かれてしまう、そんな50冊だといえます。」 と、ある古書店と某ブログ談抜粋。 しかも、日本語版には前後2版あって、それぞれ装丁が違うとか。 豪華にも程がある! とにかく、どこまでも豪華で、ため息が洩れます。 ※紹介文は同商品を以前出品していた方のを拝借いたしました。 (この本が良さがよく伝わると思いましたので) 状態は、カバーの革張りや金箔部分に傷もなく、キレイです。 小口に少し傷が見えます。折り跡が1箇所あります。